さくらのぶらじゃぁ初体験 52
管理
利佳もどうやら慣れてきたのか、はじめて着けたブラをさして恥ずかし気も無く脱ぐと、知世の選んでくれたストライプの方に付替えた。
「……うん、こっちもふわっとしてて、いい感じ」
着用感を知世に問われて、利佳はそう返事をした。
「これと同じのは、私がイエローで、さくらちゃんがピンクのを持っていますから、色違いのお揃いという事になりますね」
「じゃあ、明日はこれ?」
さくらの問いに、知世が頷いた。
「忘れてくれていると良いのですが、今日のお話では、明日も皆さんにお見せしないといけないようですし、そのときは利佳ちゃんもお揃いという事で」
知世がにっこりと微笑んで言った。どうやら、利佳も明日はブラジャー・デビューのお披露目をしないといけないらしい。
利佳もどうやら慣れてきたのか、はじめて着けたブラをさして恥ずかし気も無く脱ぐと、知世の選んでくれたストライプの方に付替えた。
「……うん、こっちもふわっとしてて、いい感じ」
着用感を知世に問われて、利佳はそう返事をした。
「これと同じのは、私がイエローで、さくらちゃんがピンクのを持っていますから、色違いのお揃いという事になりますね」
「じゃあ、明日はこれ?」
さくらの問いに、知世が頷いた。
「忘れてくれていると良いのですが、今日のお話では、明日も皆さんにお見せしないといけないようですし、そのときは利佳ちゃんもお揃いという事で」
知世がにっこりと微笑んで言った。どうやら、利佳も明日はブラジャー・デビューのお披露目をしないといけないらしい。
さくらのぶらじゃぁ初体験 51
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「な……なに?……」
キャミソールを脱いだ利佳は、食い入る様に自分の胸を見ているさくら気付いて、脱いだ布地で胸を覆い隠した。
「ううん、おっきくて、キレイだなぁって……」
さくらが素直にそう言うと、
「恥ずかしい……」
と利佳は頬を染め、両手で胸を隠し、俯いてしまった。
「お待たせしました」
ちょうどそこへ、選んだファーストブラを持った知世が入ってくる。丁度、今日、お揃いで着ているピンクのラインと同じものがあった。
「な……なに?……」
キャミソールを脱いだ利佳は、食い入る様に自分の胸を見ているさくら気付いて、脱いだ布地で胸を覆い隠した。
「ううん、おっきくて、キレイだなぁって……」
さくらが素直にそう言うと、
「恥ずかしい……」
と利佳は頬を染め、両手で胸を隠し、俯いてしまった。
「お待たせしました」
ちょうどそこへ、選んだファーストブラを持った知世が入ってくる。丁度、今日、お揃いで着ているピンクのラインと同じものがあった。
さくらのぶらじゃぁ初体験 50
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そんなタイミングを見計らったかのように、
「よろしいですか?」
とカーテンの外から、知世の声がした。
「はぁい」
と、戸惑いの表情をうかべる利佳を他所に、さくらが勝手に返事をする。
「失礼します」
そう言いながら、カーテンを広げないように、先ほどの店員と、続いて知世が入ってきた。
「それじゃ、利佳ちゃん。こっちを向いて、腕を肩より上にあげて?」
前回の記憶を頼りに、さくらが指示を出す。なんだかとても嬉しそうだ。
利佳がおずおずとその指示に従うと、店員が膝をつき、両手を利佳の背中に回して、メジャーを片手から両手に渡すと、そのまま前に回し、胸の前で目盛りを合わせた。
そんなタイミングを見計らったかのように、
「よろしいですか?」
とカーテンの外から、知世の声がした。
「はぁい」
と、戸惑いの表情をうかべる利佳を他所に、さくらが勝手に返事をする。
「失礼します」
そう言いながら、カーテンを広げないように、先ほどの店員と、続いて知世が入ってきた。
「それじゃ、利佳ちゃん。こっちを向いて、腕を肩より上にあげて?」
前回の記憶を頼りに、さくらが指示を出す。なんだかとても嬉しそうだ。
利佳がおずおずとその指示に従うと、店員が膝をつき、両手を利佳の背中に回して、メジャーを片手から両手に渡すと、そのまま前に回し、胸の前で目盛りを合わせた。
さくらのぶらじゃぁ初体験 49
管理
校門前にクルマが止まり、運転手兼ボディーガードが降りてきて後部座席のドアをうやうやしく開けると、知世はまずさくらに乗るように促した。
続いて利佳、最後に自分が乗り込む。当人は無意識だが、連行する人間を中央に座らせ、両側を係員で挟むのは、ごく基本的な対応だ。
不安そうな利佳の心をほぐそうと、取り留めのない話をして気持ちを紛らわせる。そうこうするうち、目的のデパートの地下駐車場に入った。
運転手兼ボディーガードには待つように伝え、三人はエレベーターで目的の階へ上がる。エレベーターから暫く歩くと、目的の女性下着売り場が見えてきた。
「うわぁ……」
利佳が感嘆の声をあげる。さくらはその表情を見て、ほんの少し懐かしいというか、優越感のようなものを感じた。何しろ、反応がつい一昨日、自分が同じだったから。
校門前にクルマが止まり、運転手兼ボディーガードが降りてきて後部座席のドアをうやうやしく開けると、知世はまずさくらに乗るように促した。
続いて利佳、最後に自分が乗り込む。当人は無意識だが、連行する人間を中央に座らせ、両側を係員で挟むのは、ごく基本的な対応だ。
不安そうな利佳の心をほぐそうと、取り留めのない話をして気持ちを紛らわせる。そうこうするうち、目的のデパートの地下駐車場に入った。
運転手兼ボディーガードには待つように伝え、三人はエレベーターで目的の階へ上がる。エレベーターから暫く歩くと、目的の女性下着売り場が見えてきた。
「うわぁ……」
利佳が感嘆の声をあげる。さくらはその表情を見て、ほんの少し懐かしいというか、優越感のようなものを感じた。何しろ、反応がつい一昨日、自分が同じだったから。
さくらのぶらじゃぁ初体験 48
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「はうう……なんか疲れたよぉ……」
やっと放課後。さくらはがっくりと肩を落とし、机に突っ伏している。
「無理もありませんわ。一日中、緊張されていましたし……」
知世が微笑んで言った。
2時間目の体育からこっち、ずっとクラスの女のコ達の好奇の視線に晒されていたのだから無理もない。それを意識しているためか、言動がどこかぎこちなく、それがかえって注目を集めてしまう悪循環。
本来は、知世の『初めてのブラジャー』にお付き合いしているさくらなのだが、逆にさくらが目立ちすぎて、知世の方がお付き合いでブラジャーを着けているかのような錯覚すら感じさせていた。
「はうう……なんか疲れたよぉ……」
やっと放課後。さくらはがっくりと肩を落とし、机に突っ伏している。
「無理もありませんわ。一日中、緊張されていましたし……」
知世が微笑んで言った。
2時間目の体育からこっち、ずっとクラスの女のコ達の好奇の視線に晒されていたのだから無理もない。それを意識しているためか、言動がどこかぎこちなく、それがかえって注目を集めてしまう悪循環。
本来は、知世の『初めてのブラジャー』にお付き合いしているさくらなのだが、逆にさくらが目立ちすぎて、知世の方がお付き合いでブラジャーを着けているかのような錯覚すら感じさせていた。
さくらのぶらじゃぁ初体験 47
管理
そのとき──
キーン コーン カーン コーン
聞こえてきたチャイムに、全員が凍りついた。
2時間目の始業のチャイム。着替え終わって、グラウンドに出ていないといけない時間なのに、更衣室に女子全員が揃っている。
「大変だぁ!」
「急ごう!」
まだ、体操着に袖を通してないコも居て、まるで蜂の巣をつついたような大騒ぎ。さくらも知世も、まだ上半身は下着姿だし、下も白のプリーツスカートで、指定のスパッツすらまだ履いていない。
そのとき──
キーン コーン カーン コーン
聞こえてきたチャイムに、全員が凍りついた。
2時間目の始業のチャイム。着替え終わって、グラウンドに出ていないといけない時間なのに、更衣室に女子全員が揃っている。
「大変だぁ!」
「急ごう!」
まだ、体操着に袖を通してないコも居て、まるで蜂の巣をつついたような大騒ぎ。さくらも知世も、まだ上半身は下着姿だし、下も白のプリーツスカートで、指定のスパッツすらまだ履いていない。