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なにが出るかな? 13

このブログ記事は、性的表現を含む文章が掲示されています。
このため、18歳以下の方、妄想と現実の区別のつかない方の記事の閲覧は、ご遠慮ください。

18歳以上で、ご自身の理性に自信のもてる方のみ、「続きを読む」でお進みください。














 睦月は、膝立ちのまま、もそもそとパジャマのズボンを脱ぐ。
 不自然な姿勢のため、脛にブリーフが引っ掛って苦労している間、ゆんなは睦月の股間の屹立から目が離せなかった。
 なんで? なんで、あんなにおっきくしてるアルか?
 ゆんなのアタマの中はパニック状態。
 予想を大きく外された事に対する衝撃で、ただでさえ回転が良いとはいえない思考回路が、その答えを巡って勝手なことを脳裏に描きまくる。
 実は、ゆんのハダカって魅力的だったアルか?
 と、嬉しさと期待のこもった答えに頬が緩みそうになれば、
 いやいや、写真集を思い出して、おっきくしてるかもしれないアル
 と、自戒と警戒が混ざった憶測が、幸福感を打ち消していく。
 その間も、元気な硬直をみて、それを欲しがって疼く子宮からの催促が思考の邪魔をし、いっそ見ないでおこうと思っても、視覚は愛しい強張りから逸れる事を断固拒否する、という具合で、まとまったことが考えられない。
 ゆんながパニくって固まっている間に、睦月はなんとかブリーフを脚から抜き取り、上体を起こして、ゆんなと向き合った。
「じゃ……じゃぁ…………はじめる………よ……」
 消え入りそうな声で言った睦月は、ほぼ垂直に屹立する自分の分身にそっと右手を伸ばした。なにぶん、ここしばらく右手とはご無沙汰なので、いろいろと思い出しながら慎重に事を進めないといけない。
 ぎゅっ
「ん………」
 久しぶりに味わう、掌の乾いた刺激に、思わず声が漏れてしまう。
 硬直の直径より幾分大きめに丸めた右手で軽く撫でるようにした睦月は、まだ皮が余っていることに気付いて、先にそれを剥くことにした。
 亀頭の少し後ろで茎の部分を握りなおし、後ろに引っ張る。
 ずる……
 包皮が引っ張られ、完全にむき出されたピンクの肉の実を、睦月は改めて握りなおすと、ゆっくりとさすり始めた。
 しゅ、しゅ……
 キモチイイというより、軽い痛みのような刺激があがってきて、睦月は思わず顔をしかめた。
 熱い、トロトロの愛液に濡れた、柔らかな肉襞に撫でられる味になれた亀頭には、掌の皮膚は硬すぎるのだ。おかげで睦月は、握力を調整しながら、なんとかキモチイイと感じる握り方を探さねばならなかった。
 そうして、とりあえず安定したしごき方を確立すると、それを維持したまま、目の前のしどけないゆんなの姿をじっと見つめる。
 え?
 ゆんなは、身体を這い回る電流のような刺激に、思わず身を硬くした。
 まるで、肌の上を、熱い虫が這いまわっているようだ。それが重なり、溶け合って、背中を電気のようなものが流れる感じがする。
 正体は問うまでもない。睦月の視線だ。
 メガネの奥から、真剣な目で、自分の乳房を見ている。脂下がったいやらしい目というのではなく、セックスの対象として、真剣にこちらを求めているオスの目。
 かあっとゆんなの身体が熱くなった。
 恥ずかしい……見られるの、とっても恥ずかしいアル……
 自分が性的な目で見られていない──と誤解したのだが──時は、ハダカを見せる事は恥ずかしくなかったのに、セックスの対象として見られていると意識した途端、羞恥心がデモ隊のように、団体で頭の中を占拠してしまった。
 さっき、平気でパジャマを脱ぎ、ベッドに横たわって全てを晒したのさえ、「なかった事」にしたくなる。タイムマシンでもあったら、数分前のあの自分をバットかなにかで殴ってやりたい。
 恥ずかしさに耐えかね、ポーズの指示で、お腹に置かされた左手を、そろそろと持ち上げて、胸を隠そうとした途端。
「ダメだよ!」
 と睦月の鋭い指示が飛んだ。
 びくん とゆんなの身体が硬直する。
「手、もっと下げて。おっぱい見えない」
 そう言われて、ゆんなはおずおずと左手をお腹の位置まで下げた。
 なぜだろうか。先ほどまでと違い、睦月に反駁できない。逆らえない。
 さぁ、やってみせろ と自らハダカになった手前というのもあるが、受け入れる事を定められたメスの本能が、オスの勢いに逆らえないのかもしれない。乳首を、乳暈を、膨らみ全体をと、遠慮なく這い回る視線に唇を噛んで耐えるしかなかった。
 にちゅ……にちゅ……
 一方で、睦月の硬直は湿った音をたてはじめていた。
  カウパー腺液が出始めたのだ。
 まだ独りで慰めていた頃の感覚を思い出し、摩擦刺激が適切なものになってきた上、目の前にはどびっきりのオカズ。しかも、ちょっと強く言ったら、すごく恥ずかしそうな表情にそそられるものがあったのだろう。
 鈴口に出来た透明な液珠を潰し、亀頭に塗り拡げる。
 ゆんなの愛液ほど豊かではないが、それでも摩擦刺激が粘液を挟んだものになり、気持ちよさが増してきた。

テーマ : 恋愛:エロス:官能小説
ジャンル : 小説・文学

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