さくらのぶらじゃぁ初体験 21
管理
「知世ちゃん?……」
「さくらちゃん……」
肩越しに自分を見ているとろけるような笑みに、さくらは内心ドキドキしていた。鏡に写った、ほとんど裸の身体を見られているという実感が強くなり、恥ずかしくてたまらない。
そんなさくらの戸惑う表情まで愉しんでいるかのような笑みを浮かべた知世は、口付ける程、耳たぶに唇を寄せると、微かな声で、
「触っても………よろしい……ですか?……」
くすぐるような問いかけに、さくらは、こくんと唾を飲み込んだ。もちろん答えはNo。こうやって鏡越しに見られるのだって、今すぐに止めて欲しい。
でも、さくらにはそれを口にする事が出来ない。
もし嫌だと言ったら? 間違いなく知世は、触るのをやめてはくれるだろう。だが、さっきは散々に知世の胸を見つめ、触りまくった手前、自分が触られるのは嫌だなんて言えない。知世だって、触れた時には思わずうずくまってしまった程だ。恥ずかしかったに違いないのだから。
何も答えないさくらを、知世はただ黙って鏡越しに見ている。答えを急くこともなく、押し付ける事もせず、ただ優しい笑みでさくらの表情を見つめている。
「知世ちゃん?……」
「さくらちゃん……」
肩越しに自分を見ているとろけるような笑みに、さくらは内心ドキドキしていた。鏡に写った、ほとんど裸の身体を見られているという実感が強くなり、恥ずかしくてたまらない。
そんなさくらの戸惑う表情まで愉しんでいるかのような笑みを浮かべた知世は、口付ける程、耳たぶに唇を寄せると、微かな声で、
「触っても………よろしい……ですか?……」
くすぐるような問いかけに、さくらは、こくんと唾を飲み込んだ。もちろん答えはNo。こうやって鏡越しに見られるのだって、今すぐに止めて欲しい。
でも、さくらにはそれを口にする事が出来ない。
もし嫌だと言ったら? 間違いなく知世は、触るのをやめてはくれるだろう。だが、さっきは散々に知世の胸を見つめ、触りまくった手前、自分が触られるのは嫌だなんて言えない。知世だって、触れた時には思わずうずくまってしまった程だ。恥ずかしかったに違いないのだから。
何も答えないさくらを、知世はただ黙って鏡越しに見ている。答えを急くこともなく、押し付ける事もせず、ただ優しい笑みでさくらの表情を見つめている。
ややしばらく、無言の時が流れ、さくらはやっと、
「う……うん……」
と、蚊の鳴くような返事を、僅かに頷いて発した。
「ありがとう……ございます……」
再び耳たぶをくすぐる知世の声。同時に、左右のわき腹と腕の間から、優しく、そっと掌が入ってくる。
もちろん、前に回した手で、いきなり胸に触れるような無粋は決してしない。まずは先ほどと同じく、薄く浮き出たあばらと、ふっくらしたお腹の境を、そぉっと、そぉっと、掌が進んでは戻り、優しく撫でる。
幾度かの行きつ戻りつの後、知世の両手の指先が、さくらの鳩尾で合わさった。くっついた指先は胸骨の上をゆっくりと撫で上げ、それにあわせて柔らかな掌が、緩いカーブにそって両胸の表面を撫でていく。
鎖骨近くまで登った掌は、そこで二手に判れ、胸の外側を辿るように撫で下ろしていき、再び鳩尾で落ち合って胸骨をゆっくりと上がっていく。
「ん……んん……」
さくらはくすぐったさを唇を噛み締めて耐えた。
幾度か周回をした知世の掌は、今度はさくらの胸全体を目隠しをするように覆う。薄いが、柔らかく弾力のある手触りが掌いっぱいに拡がる。
「……あぁ……なんて素敵な手触りなんでしょう……柔らかくて、ふにふにしていて……」
うっとりと呟く知世は、さくらの幼い乳房の触感を貪るように掌と指を動かし続けた。
円を描くように撫でる。掌で全体を圧する。指の腹で薄い脂肪部分を探る──あらゆる方法を尽くし、たっぷりと手触りを味わう。
存分にそれを堪能してから、掌全体を少し下げ、両方の人差し指でなにかを探すように、膨らみを扇形に擦った。まず、右の人差し指がそれを見つけ、少し遅れて左の指もそれを見つけると、知世は両方の人差し指を押し込んだ。
「あ……つぅッ……」
さくらが思わず声を出す。そう、知世が探していたのは、さくらの乳首。淡い虫刺されのようなその部分の下には、固いしこりがある。それを圧されて、ツンとした痛みがさくらに走った。
「……やっぱり……さくらちゃんも、ここを押すと痛いのですね……」
知世の指摘に、さくらはこっくりと頷いた。
指を離し、再び膨らみ全体を掌で覆った知世は、優しい声で、
「お母さまが言っていました。このコリコリは、これから、おっぱいが膨らんでくる合図なのだそうですよ………コリコリがお洋服の裏で擦れたりすると痛いですから、やっぱりさくらちゃんにも、ブラジャーが必要ですわね……」
母の受け売りを話しながら、知世は、ゆっくりと胸の膨らみを撫でさする。
僅かでも痛い思いをさせてしまったお詫びのような気持ち。触れるか触れないかの優しいタッチでそれを幾度も繰り返すうち、掌にぼっちが擦れるようになった。
「ふぁ……ん……」
掌が上への撫で上げをしたとき、さくらの背中が、びくんと引きつった。
「う……うん……」
と、蚊の鳴くような返事を、僅かに頷いて発した。
「ありがとう……ございます……」
再び耳たぶをくすぐる知世の声。同時に、左右のわき腹と腕の間から、優しく、そっと掌が入ってくる。
もちろん、前に回した手で、いきなり胸に触れるような無粋は決してしない。まずは先ほどと同じく、薄く浮き出たあばらと、ふっくらしたお腹の境を、そぉっと、そぉっと、掌が進んでは戻り、優しく撫でる。
幾度かの行きつ戻りつの後、知世の両手の指先が、さくらの鳩尾で合わさった。くっついた指先は胸骨の上をゆっくりと撫で上げ、それにあわせて柔らかな掌が、緩いカーブにそって両胸の表面を撫でていく。
鎖骨近くまで登った掌は、そこで二手に判れ、胸の外側を辿るように撫で下ろしていき、再び鳩尾で落ち合って胸骨をゆっくりと上がっていく。
「ん……んん……」
さくらはくすぐったさを唇を噛み締めて耐えた。
幾度か周回をした知世の掌は、今度はさくらの胸全体を目隠しをするように覆う。薄いが、柔らかく弾力のある手触りが掌いっぱいに拡がる。
「……あぁ……なんて素敵な手触りなんでしょう……柔らかくて、ふにふにしていて……」
うっとりと呟く知世は、さくらの幼い乳房の触感を貪るように掌と指を動かし続けた。
円を描くように撫でる。掌で全体を圧する。指の腹で薄い脂肪部分を探る──あらゆる方法を尽くし、たっぷりと手触りを味わう。
存分にそれを堪能してから、掌全体を少し下げ、両方の人差し指でなにかを探すように、膨らみを扇形に擦った。まず、右の人差し指がそれを見つけ、少し遅れて左の指もそれを見つけると、知世は両方の人差し指を押し込んだ。
「あ……つぅッ……」
さくらが思わず声を出す。そう、知世が探していたのは、さくらの乳首。淡い虫刺されのようなその部分の下には、固いしこりがある。それを圧されて、ツンとした痛みがさくらに走った。
「……やっぱり……さくらちゃんも、ここを押すと痛いのですね……」
知世の指摘に、さくらはこっくりと頷いた。
指を離し、再び膨らみ全体を掌で覆った知世は、優しい声で、
「お母さまが言っていました。このコリコリは、これから、おっぱいが膨らんでくる合図なのだそうですよ………コリコリがお洋服の裏で擦れたりすると痛いですから、やっぱりさくらちゃんにも、ブラジャーが必要ですわね……」
母の受け売りを話しながら、知世は、ゆっくりと胸の膨らみを撫でさする。
僅かでも痛い思いをさせてしまったお詫びのような気持ち。触れるか触れないかの優しいタッチでそれを幾度も繰り返すうち、掌にぼっちが擦れるようになった。
「ふぁ……ん……」
掌が上への撫で上げをしたとき、さくらの背中が、びくんと引きつった。