さくらのぶらじゃぁ初体験 20
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「さくらちゃん……」
しっとりとした声で知世はさくらの名を呼ぶ。
「な……なに?……」
おどおどと問い返すさくら。知世はその答えに、両掌であばらの境目辺りをそぉっと撫でる。くすぐったかったのか、背中が軽く引きつるのが判った。
「ここのところ……よぉく見てくださいな……」
囁くように言う知世の声に従い、俯いて知世の手の辺りを見る。
「……鏡の方をご覧になったほうが、判りますよ?……」
優しく間違いを指摘すると、さくらは慌てて顔をあげ、鏡を見た。知世の掌が撫でているのは、ぽつんと刻まれた乳首の下、お腹と胸の境辺りだ。そこは平坦な肌が続くばかりで、何か変わったところがあるようには見えない。
「さくらちゃん……」
しっとりとした声で知世はさくらの名を呼ぶ。
「な……なに?……」
おどおどと問い返すさくら。知世はその答えに、両掌であばらの境目辺りをそぉっと撫でる。くすぐったかったのか、背中が軽く引きつるのが判った。
「ここのところ……よぉく見てくださいな……」
囁くように言う知世の声に従い、俯いて知世の手の辺りを見る。
「……鏡の方をご覧になったほうが、判りますよ?……」
優しく間違いを指摘すると、さくらは慌てて顔をあげ、鏡を見た。知世の掌が撫でているのは、ぽつんと刻まれた乳首の下、お腹と胸の境辺りだ。そこは平坦な肌が続くばかりで、何か変わったところがあるようには見えない。
「……ここのところですわ……」
そういって、もう一度撫でる。何かを見つけようと、目を凝らし、わずかに前に頭が泳いださくらに、
「お判りになります?……少し影になっていますよ……」
「?」
言われてもう一度、知世の示す掌辺りを見た。確かに言われてみれば、示している辺りは、ほんの微かだが、ゆるいカーブを描く山のような形に肌の色が濃くなっている。
「あ……」
「判りましたか?……」
さくらの気づいた声に満足した知世は、あばらの境目辺りをそっと撫でる。どうしても色が濃い乳首に目が行ってしまって、膨らみかけた胸がつくる影に気がつかなかったのだ。
知世は、さくらの肩に鼻面を押し当てて、なるべくさくらが前に屈むように体重をかけてみる。
すると、陰影が少し強調されて、やや立体感が増し、ゆるいカーブで膨らんでいる事がよりいっそう明確に判った。
薄く笑った知世は、いきなり両手を引き抜くと、再びさくらの両肩に添え、今度は左肩を押し、右肩を引く様にする。
「な、なに?……」
「横から見ていただきますわ。そのまま、鏡の方を見ていてくださいな……」
それに従うまま、時計回りにほぼ90°回されたさくらは、真横から見た自分の身体のラインを見て、目を丸くした。
「ね? 横から見ると、よくわかりますでしょう?……」
さくらの背中にぴったりと寄り添い、同じように左を向いた知世が嬉しそうに言う。
鏡の中で真横を向いたさくらの胸は、乳首を頂に、ごくごく低い盛り上がりを作っている。真正面から見るよりも、膨らんでいる事がかなりはっきりと判る。
知世は、肩から手を離すと、二歩ほど身体を引いた。自由にされたさくらは、姿見に映った自分の身体を見つめる。
「ホントだ……わたしのおっぱいも膨らんでるんだ……少しだけど……膨らんでるんだ……」
呟くように言ったさくらは、身体を捻っていろんな角度で自らの膨らみを観察する。正面からや、右、そして左。前屈みになってみたり、少し反り返ってみたりと様々な姿勢を取っては、鏡に写る膨らみに魅入った。
そんな様子を、知世は少し後ろから優しい笑みを浮かべてみつめていた。鏡に映ったさくらの胸ををじっくりと見るのはもちろん、誇らしげで、どこか戸惑った複雑な心理を表す表情も大きな楽しみの一つだった。
しばらくの間、さくらを少し後ろから見ていた知世は、頃合と見たのか再び近づいて、その背中にぴったりと身体を寄せた。背中に温かい胸が触れるのを感じ、さくらが顔だけ振り返る。
そういって、もう一度撫でる。何かを見つけようと、目を凝らし、わずかに前に頭が泳いださくらに、
「お判りになります?……少し影になっていますよ……」
「?」
言われてもう一度、知世の示す掌辺りを見た。確かに言われてみれば、示している辺りは、ほんの微かだが、ゆるいカーブを描く山のような形に肌の色が濃くなっている。
「あ……」
「判りましたか?……」
さくらの気づいた声に満足した知世は、あばらの境目辺りをそっと撫でる。どうしても色が濃い乳首に目が行ってしまって、膨らみかけた胸がつくる影に気がつかなかったのだ。
知世は、さくらの肩に鼻面を押し当てて、なるべくさくらが前に屈むように体重をかけてみる。
すると、陰影が少し強調されて、やや立体感が増し、ゆるいカーブで膨らんでいる事がよりいっそう明確に判った。
薄く笑った知世は、いきなり両手を引き抜くと、再びさくらの両肩に添え、今度は左肩を押し、右肩を引く様にする。
「な、なに?……」
「横から見ていただきますわ。そのまま、鏡の方を見ていてくださいな……」
それに従うまま、時計回りにほぼ90°回されたさくらは、真横から見た自分の身体のラインを見て、目を丸くした。
「ね? 横から見ると、よくわかりますでしょう?……」
さくらの背中にぴったりと寄り添い、同じように左を向いた知世が嬉しそうに言う。
鏡の中で真横を向いたさくらの胸は、乳首を頂に、ごくごく低い盛り上がりを作っている。真正面から見るよりも、膨らんでいる事がかなりはっきりと判る。
知世は、肩から手を離すと、二歩ほど身体を引いた。自由にされたさくらは、姿見に映った自分の身体を見つめる。
「ホントだ……わたしのおっぱいも膨らんでるんだ……少しだけど……膨らんでるんだ……」
呟くように言ったさくらは、身体を捻っていろんな角度で自らの膨らみを観察する。正面からや、右、そして左。前屈みになってみたり、少し反り返ってみたりと様々な姿勢を取っては、鏡に写る膨らみに魅入った。
そんな様子を、知世は少し後ろから優しい笑みを浮かべてみつめていた。鏡に映ったさくらの胸ををじっくりと見るのはもちろん、誇らしげで、どこか戸惑った複雑な心理を表す表情も大きな楽しみの一つだった。
しばらくの間、さくらを少し後ろから見ていた知世は、頃合と見たのか再び近づいて、その背中にぴったりと身体を寄せた。背中に温かい胸が触れるのを感じ、さくらが顔だけ振り返る。