2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

さくらのぶらじゃぁ初体験 14

管理

 興奮したのか、カラカラになった喉に唾を飲み込んで僅かな潤いを与えると、さくらは改めて、右手を知世の胸に伸ばした。
 肌に指先が触れる直前、一瞬の躊躇いで止まったものの、せっかくの「お許し」を無駄にしてはいけないと思い直し、そっと肌の上に指を置く。
 ビクンと、知世の身体にさざなみが走り、思わずさくらは手を引っ込めた。
「す、すみません……」
 無意識に反応してしまったことを謝罪した知世は、再び目をつぶり、心持ち、胸を突き出すようにする。それを見てとったさくらは、ゆっくりと掌を胸の上に置いた。
「うわぁ……」
 思わず、さくらが感嘆の声をあげる。
 見た目としては、ほぼ平坦といってよい胸に、ぺったりと掌を当てているに過ぎない。だが、手触りのよい肌の下には、なにか液体のようなものが層になっているかのように、ふんわりとした柔らかさがあるのが感じられた。
「ぷにゅってした感じがする………柔らか~い……」
 さくらは夢中で、掌全体で微かな膨らみを捏ねる。中指の根元に触れているぽっちは、乳首だろうか。確かに知世の話のとおり、その周囲は固くしこった感じを返してきていた。
「つ……」
 腫れに近いそこを圧迫されたからか、知世が顔をしかめる。
「ごめんなさい。痛かった?……」
 掌を浮かせ気味にし、五本の指先だけで乳房に触れるようにして、さくらが問う。本当は少し痛かったが、さくらに心配をかけたくない。知世は優しい笑みを浮かべると、僅かに顔を横に振って答えた。
 それに安心したのか、乳首の少し上に置かれたさくらの人差し指と中指、そして薬指が、交代に膨らみを圧した。えくぼのように肌がへこみ、その柔らかさを示す。だが、圧されたのと同じ力が指に跳ね返り、その弾力がなんともいえない。
「あはぁ………うわぁ……」
 感嘆の声を漏らしながら、さくらは更に親指と小指も投入し、右手をいっぱいに拡げると、薄い膨らみ全体をそっと掴み、中心に向かって絞るように指を滑らせる。真ん中である乳首近くまで来ると、再び指をいっぱいに開き、やさしく、そっと「つまみ揉み」を繰り返した。
 それを幾度か繰り返すと、左手をもう片方の胸に添え、両方の手指をフルに使って膨らみを触りまくる。痛みを訴える乳首の周囲には触れない「思いやり」こそ見せてはいるが、これでは「ちょっとだけ」という約束と違う。
 更にさくらは、薄すぎてどこにあるのか判らない膨らみの境界を探すかのように、掌を円を描くように、胸の上を滑らせた。
「あ、あの……さくら……ちゃん……」
 黙って目を閉じ、好きなように胸を弄ばせていた知世だが、いっこうに手の動きを止める様子の無いさくらに不安になって、声をかけた。
「ほぇ?」
「その……も、もうそろそろ………いい…で、しょうか?……」
 言いながら、知世は伏目がちにさくらの足下を見やる。
 その視線を追いかけたさくらの目に、無造作に置かれた白い布地が写った。
「ほぇぇ!そ、そうだったね。これ、つけてみるんだった」
 そう。確か最初の目的は、知世のブラジャーの試着だ。それがいつの間にやら、胸の膨らみ具合の観察会になり、さらには、その触感の調査に夢中になってしまった。
 慌てて屈んださくらは、先ほど手に取っていたブラジャーを拾い上げ、大事そうに知世に渡した。

コメントの投稿

Secret

おすすめ!

プロフィール

坂本 睦月

  • Author:坂本 睦月
小説インデックス
すべて、18禁小説ですので、未成年の方は、クリックしないでください。

ゆんゆん☆パラダイス
ふたりの日曜日
なにが出るかな?
すり~ぴんぐ・てんぷて~しょん

彼女が髪を切った理由
彼女とえっちができた理由

カードキャプターさくら
さくらの恋人候補生
さくらのぶらじゃぁ 初体験
えっちの国のさくら

魔法少女リリカルなのは
今日はいちゃいちゃの日なの
ブログ以前の小説
ブログ開設以前に書いた小説です。別サイトに飛びます。
すべて、18禁小説ですので、未成年の方は、クリックしないでください。

ゆんゆん☆パラダイス
今夜はお口で……
らぶらぶシミュレーション
なにがでるかな?
すり~ぴんぐ・てんぷて~しょん
ふたりの自由研究
新しい、あ・そ・び……

カードキャプターさくらの
さくらちゃんチェンジ
さくらの恋人候補生
ひとこと掲示板
chobi BBS

最近の記事
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
スポンサーバナー
タグ
Twitter
フォロワ募集中です