さくらのぶらじゃぁ初体験 7
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とんでもない申し出に、知世の顔に朱が登った。
「い、いいです……そんな………」
「あら? 幼稚園の頃、『ちゅぱちゅぱさせて』って言ってきた事あるじゃない。恥ずかしがらなくてもいいわよ」
今となっては思い出したくもない、恥ずかしい思い出に触れられ、知世は茹でたように赤くなってしまう。
「それにね、母親って自分の子供におっぱい吸われると、とっても嬉しいのよ。ああ、この子の母親は自分なんだなぁって、すごく幸せな気持ちになれるの……」
そう言って、目を細める園美に、知世は困り果ててしまった。
他者の幸福感を優先しがちな知世の性格では、『そうされると幸せだ』と言われてしまうと、それをしてあげたいという気持ちを強く感じる。
一方で、求められている事が『小学生にもなって、母親のおっぱいを吸う』という恥ずかしい行為だ。首を縦に振ることは知世の羞恥心が納得しない。
園美の幸せを取るか、自分の羞恥心を優先するか。暫く逡巡したものの、やはり自分の気持ちを優先することは、知世にはできなかった。
とんでもない申し出に、知世の顔に朱が登った。
「い、いいです……そんな………」
「あら? 幼稚園の頃、『ちゅぱちゅぱさせて』って言ってきた事あるじゃない。恥ずかしがらなくてもいいわよ」
今となっては思い出したくもない、恥ずかしい思い出に触れられ、知世は茹でたように赤くなってしまう。
「それにね、母親って自分の子供におっぱい吸われると、とっても嬉しいのよ。ああ、この子の母親は自分なんだなぁって、すごく幸せな気持ちになれるの……」
そう言って、目を細める園美に、知世は困り果ててしまった。
他者の幸福感を優先しがちな知世の性格では、『そうされると幸せだ』と言われてしまうと、それをしてあげたいという気持ちを強く感じる。
一方で、求められている事が『小学生にもなって、母親のおっぱいを吸う』という恥ずかしい行為だ。首を縦に振ることは知世の羞恥心が納得しない。
園美の幸せを取るか、自分の羞恥心を優先するか。暫く逡巡したものの、やはり自分の気持ちを優先することは、知世にはできなかった。
「あ………あの……それでは……ちょっと……だけ…………」
と消え入りそうな声で了承を伝えたると、園美はこれ以上無いくらい嬉しそうな笑顔を見せ、もう一度思い切り知世を抱きしめてしまった。
それからふたりは、知世が乳房の真正面に来るよう、互いの位置を調整した。昔は膝に抱けば良かったが、あの頃と比べると知世は格段に背丈が違う。互いに膝立ちになって、園美が知世の両脇を通して背中を抱き、知世はその腕を支えにするのが最も安定する位置関係だった。
「さぁ、どうぞ………」
園美がちょっと冗談めかして言うと、知世は自分の顔ほどもある大きな膨らみにそっと顔を近づける。不思議と胸がドキドキして、身体が熱くなるのを感じながら目を瞑った。
緩く開いた唇に、突起の先端が触れると、そのままそれを口中に含む。
「そう、そのまま吸ってみて……」
園美に促され、知世は頬をすぼめて乳首を吸い上げた。
ぶるる……
久しぶりの感触に、園美の背中を小さな震えが駆け上がる。
ちう………ちゅ……ちゅう……
息継ぎをしながら、知世は規則的に突起を吸った。その様子を見下ろす園美の眼には、まだ赤ちゃんだった頃からの知世の姿が走馬灯のように浮かんでは消える。
「………うッ……」
園美の唇から思わず声が漏れ、一瞬、びくんと引きつった。
知世が閉じていた眼を開き、上目で園美を見上げる。
「ダメよ。舐めたりしちゃ……」
唇に突起を挟んで吸っているため、無意識に舌が動いてしまったようだ。だが、園美の口調は、そのことを咎めているようには聞こえず、むしろ、喜んでいるように感じられる。それならと、知世は、口中の突起に舌をあて、意識して舐めてみた。
「あ……ダメだったらぁ……」
言葉こそ中止を懇願しているものの、無意識に知世を抱く腕に力を入れ、胸を押し付けてしまう。そうした挙措から園美が歓んでいる事を敏感に察した知世は、ちゅうちゅうと乳首を強く吸いたてながら、夢中で舌を絡ませ、舐め続けた。
「ね……ねぇ……知世……」
たまらなくなった園美が声をかけると、知世は目を開け、上目でこちらを見上げた。
チャンスと判断した園美は、知世の肩に手を当てて、優しく押しやる。吸い付いたままの唇に乳首が引っ張られ、やがてちゅぽんと音をたてて離れた。柔らかな乳房がぷるると震える。
園美はホッとため息を漏らした。これなら「止めさせた」という印象は持たれないだろう。欲求としては、もっと吸っていて欲しいのだが、これ以上されていると、気持ちが『母親の幸せ』から別のものに変わってしまいそうだ。そんな事になったら大変なので、必死に堪える。
幸い、唇を離した知世は、ほわんとした表情で、園美を見上げている。
「……触って、みる?……」
と、別の誘いを持ちかけた。
知世は園美と目の前の豊かなバストを交互に見て、暫く迷っている様子だったが「オトナのおっぱい」に多少は興味があるのか、こっくりと頷いた。
右手を恐る恐るという様子で伸ばし、触れる直前で躊躇ったのか、一瞬、手が止まる。小さく唾を飲み込み、意を決すると、そっと掌で乳房を包み込んだ。
ぷにゅん……
手に中柔らかい肉の感触。そのままそっと押してみると、まるで掌を飲み込もうとでもするように、ずぶずぶと沈んでいく。だが、決して柔らかいだけではなく、途中から弾き返すような弾力を感じた。
知世は半ば無意識に、乳房を上に向かって押し上げた。重たい感触が掌にずっしり圧し掛かる。柔らかさといい、重さといい、中には何が詰まっているのだろう? それを確かめようというのか、目いっぱい指と指を広げると、指全部に力を入れて掴んでみる。指の間から肉がぷりんとはみ出し、このままにゅぅ~っと伸びてしまいそうだが、中身の弾性がそれを許さない。知世は、あちこちを圧してみたり、掴んだり、離したりと、思うさま乳房を弄り回した。
「うふふ………どぉ? オトナのおっぱいの触り心地は?」
目を細め、好きなように乳房を悪戯させていた園美が感想を問う。
「とっても大きいです。それに、柔らかくて、ぷるんとしてて、不思議な感じです……」
うにうにと乳房を捏ね回しながら、知世が言った。
と消え入りそうな声で了承を伝えたると、園美はこれ以上無いくらい嬉しそうな笑顔を見せ、もう一度思い切り知世を抱きしめてしまった。
それからふたりは、知世が乳房の真正面に来るよう、互いの位置を調整した。昔は膝に抱けば良かったが、あの頃と比べると知世は格段に背丈が違う。互いに膝立ちになって、園美が知世の両脇を通して背中を抱き、知世はその腕を支えにするのが最も安定する位置関係だった。
「さぁ、どうぞ………」
園美がちょっと冗談めかして言うと、知世は自分の顔ほどもある大きな膨らみにそっと顔を近づける。不思議と胸がドキドキして、身体が熱くなるのを感じながら目を瞑った。
緩く開いた唇に、突起の先端が触れると、そのままそれを口中に含む。
「そう、そのまま吸ってみて……」
園美に促され、知世は頬をすぼめて乳首を吸い上げた。
ぶるる……
久しぶりの感触に、園美の背中を小さな震えが駆け上がる。
ちう………ちゅ……ちゅう……
息継ぎをしながら、知世は規則的に突起を吸った。その様子を見下ろす園美の眼には、まだ赤ちゃんだった頃からの知世の姿が走馬灯のように浮かんでは消える。
「………うッ……」
園美の唇から思わず声が漏れ、一瞬、びくんと引きつった。
知世が閉じていた眼を開き、上目で園美を見上げる。
「ダメよ。舐めたりしちゃ……」
唇に突起を挟んで吸っているため、無意識に舌が動いてしまったようだ。だが、園美の口調は、そのことを咎めているようには聞こえず、むしろ、喜んでいるように感じられる。それならと、知世は、口中の突起に舌をあて、意識して舐めてみた。
「あ……ダメだったらぁ……」
言葉こそ中止を懇願しているものの、無意識に知世を抱く腕に力を入れ、胸を押し付けてしまう。そうした挙措から園美が歓んでいる事を敏感に察した知世は、ちゅうちゅうと乳首を強く吸いたてながら、夢中で舌を絡ませ、舐め続けた。
「ね……ねぇ……知世……」
たまらなくなった園美が声をかけると、知世は目を開け、上目でこちらを見上げた。
チャンスと判断した園美は、知世の肩に手を当てて、優しく押しやる。吸い付いたままの唇に乳首が引っ張られ、やがてちゅぽんと音をたてて離れた。柔らかな乳房がぷるると震える。
園美はホッとため息を漏らした。これなら「止めさせた」という印象は持たれないだろう。欲求としては、もっと吸っていて欲しいのだが、これ以上されていると、気持ちが『母親の幸せ』から別のものに変わってしまいそうだ。そんな事になったら大変なので、必死に堪える。
幸い、唇を離した知世は、ほわんとした表情で、園美を見上げている。
「……触って、みる?……」
と、別の誘いを持ちかけた。
知世は園美と目の前の豊かなバストを交互に見て、暫く迷っている様子だったが「オトナのおっぱい」に多少は興味があるのか、こっくりと頷いた。
右手を恐る恐るという様子で伸ばし、触れる直前で躊躇ったのか、一瞬、手が止まる。小さく唾を飲み込み、意を決すると、そっと掌で乳房を包み込んだ。
ぷにゅん……
手に中柔らかい肉の感触。そのままそっと押してみると、まるで掌を飲み込もうとでもするように、ずぶずぶと沈んでいく。だが、決して柔らかいだけではなく、途中から弾き返すような弾力を感じた。
知世は半ば無意識に、乳房を上に向かって押し上げた。重たい感触が掌にずっしり圧し掛かる。柔らかさといい、重さといい、中には何が詰まっているのだろう? それを確かめようというのか、目いっぱい指と指を広げると、指全部に力を入れて掴んでみる。指の間から肉がぷりんとはみ出し、このままにゅぅ~っと伸びてしまいそうだが、中身の弾性がそれを許さない。知世は、あちこちを圧してみたり、掴んだり、離したりと、思うさま乳房を弄り回した。
「うふふ………どぉ? オトナのおっぱいの触り心地は?」
目を細め、好きなように乳房を悪戯させていた園美が感想を問う。
「とっても大きいです。それに、柔らかくて、ぷるんとしてて、不思議な感じです……」
うにうにと乳房を捏ね回しながら、知世が言った。