【ブログ版】ゆんゆんが大好き

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　ちゅ……
　まずは柔らかな唇の感触を愉しむように、軽く合わせて吸い合う。それを何度も何度も繰り返す。
　それから知世がさくらの腰を抱き、身体を密着させると、本格的なディープ・キスに移っていった。
　唇をそっと割り、白く小さなさくらの前歯を撫で、突っつく知世の舌。
　さくらがそっと前歯を開くと、知世の舌がゆっくりと侵入し、さくらの舌に絡み付いて、くちゅくちゅと舐めくすぐる。
「……ん？」
　暫くして、何かに気づいたように、知世の舌の蠢きが止まった。
「どうしたの？」
　いつものキスより短い時間で唇を離した知世に、さくらは小首を傾げる。
「さくらちゃんのお口……精液のお味がしますわ……」
　知世の指摘に、さくらは思わず口に掌を当てた。そういえば、気分が高揚して忘れていたが、あの後、口を濯いでいない。男のコが苦手な知世にとっては、気分が悪いだろうか？　と心配になった。
「………ごめんね……公園で、雪兎さんとしてきちゃって……そのままだった」
「まぁ……それでは、今日はお口でと要求されましたの？」
　知世が瞳を丸くして訊いた。
　男性が、自身の性器を相手の口唇と舌で愛撫させるフェラチオを好むのは周知の事実であり、そのまま口腔に射精して、精液を飲ませる事も、大概の男性が切望する行為である。
　知世の頭の中では、制服姿のまま，雪兎の前に中腰にさせられ、スラックスのジッパーからそそり立つ肉茎をしゃぶらされるさくらが描かれていた。
　最後は、頭を両手でがっちり押さえられ、精液を喉の奥にどくどくと注ぎ込まれて、涙ながらに一生懸命飲み込むところまで想像してしまうのは、男性を苦手にしている知世の先入観だろうか。
「ううん、ちゃんと、お腹の中に出してもらったよ。終わった後に、後始末で舐めてキレイにしたの」
　さくらは目を細め、満足そうな顔をすると、白い襞スカート越しに、下腹を撫でながら言った。
「サービス満点ですわね」
　幸せを絵に描いたような、さくらの笑顔をみていると、知世も幸せな気持ちになる。
「うらやましいですわ………私にもおちんちんがあったら、さくらちゃんにおしゃぶりしていただけますのに……」
　知世が頬に手をあて、心底残念そうにため息をつく。自分が男のコで、男性器があったら、定評のあるさくらのお口の技を味わってみたい。叶わぬ夢ながら、知世はそれを望んでしまう。
「おちんちんなら、ここにちっちゃなのがあるじゃない？」
　掌を軽く返したさくらは、知世のスカートの上から、そっと鼠蹊部を撫でた。そう、コットンのショーツに包まれたスリットの内側には男性器の先端と同じ仕組みを持つ敏感な突起が隠れている。
「教室行ったら、ちゅっちゅっしてあげる」
　さくらが顔を寄せ、耳朶に甘く囁き込むと、知世の頬がポッと染まった。
　柔らかなさくらの舌でクリトリスを舐め転がされ、吸い付かれるあの快感を思い出し、思わず、もじもじと身をくねらせてしまう。
　今すぐにでもショーツを脱いで、舐めてもらいたいが、そこはぐっと堪えて、知世は再び唇を突き出した。
「いいの？　うがいしてからにしようか？」
　自分を気遣ってくれるさくらの言葉がたまらなく嬉しい。知世は小さく首を横に振ると、そのままさくらの唇に吸い付いた。
　ちゅ……ちゅぅ……ちゅッ……
　さくらの唇の柔らかさを愉しむように、何度も何度も吸っては離す。
　知世が自分からキスしてきたことに安心したのか、今度はさくらの方から舌を伸ばし、知世の唇を突付く。
　唇や前歯をくすぐった後、口中に侵入。舌を絡めとり、舐め転がした。
　にちゅ……くちゅ……ぷちゅ……ちゅく……ちゅぶ……
　合わさった唇と唇の聞から漏れる粘着音。
　たっぷりと知世の口の中の感触を味わったさくらは、雪兎に褒めてもらったアレをしてあげようと、絡めとった知世の舌の先っちょに吸い付く。