えっちの国のさくら 12
このブログ記事は、「カードキャプターさくら」の性的表現を含む、成人向け二次創作です。
このため、18歳以下の方、妄想と現実の区別のつかない方の記事の閲覧は、ご遠慮ください。
18歳以上で、ご自身の理性に自信のもてる方のみ、「続きを読む」で内容をお読みください。
このため、18歳以下の方、妄想と現実の区別のつかない方の記事の閲覧は、ご遠慮ください。
18歳以上で、ご自身の理性に自信のもてる方のみ、「続きを読む」で内容をお読みください。
「それじゃ、学校行こうか?」
ブリーフの中に肉茎を仕舞い、スラックスのジッパーをあげた雪兎が立ち上がって言う。
「はいッ」
とびっきりの笑顔で返事をしたさくらは、雪兎が自転車に跨り、スタンドを跳ね上げるのを待って、インラインスケートを蹴りだした。
公園を抜け、大通りを学校へと進む。
右、左、右。
地面を蹴りながら、さくらは雪兎の顔を見た。
射精して間が無いのに、微笑みをたたえた顔は爽やかで、それを見つめるさくらの頬の方がにへらと緩んでしまう。
雪兎と並んで走るのはとても嬉しくて、楽しい時間だった。だから、校舎が見えてきたときには、思わず。
もう、着いちゃった……
とため息が出てしまった程。
「じゃぁね、さくらちゃん」
雪兎は少し振り返って言った。
手前にある友枝小学校の校門前。ここでさくらはスケートの速度を落とさないといけない。
次第にゆっくりになっていくさくらと、そのまま自転車を進める雪兎の速度の差が距離になって現れ、さくらが一抹の寂しさを感じたそのとき、
「またね」
雪兎の手から投げられた、白い小さな物体。放物線を描いて飛んでくるそれを、さくらは両手で受け止めた。
開いた掌にあったのは、ミルクキャンディ。
「雪兎さん……」
さくらはもう一度、掌を合わせ、祈りの言葉のように呟いた。例えキャンディ一個でも、想い人からのプレゼントは格別である。
校門前で、うっとりと雪兎の去った方を見つめ、物思いにふけるさくら。他のものは目に入っていない。当然、自分の事を見つめる機械の瞳がある事にも、気づかなかった。
じぃぃぃ………。
「ほえぇ~!」
さくらは、ようやくと自分がビデオに撮影されている事に気がつき、思わずとびすさる。
「おはようございます。さくらちゃん」
ファインダーから顔を上げ、大道寺知世がにっこりと微笑んだ。
「……お……おはよう……知世ちゃん……」
なんとも困った表情を浮かべ、さくらは朝の挨拶を交わした。
「朝からベストショットが撮れて、幸せですわ」
カメラを抱き締め、瞳をキラキラさせて言う。
知世はビデオカメラをいつも持ち歩き、さくらを撮影する事を趣味としている。ちょっと油断すると、とんでもないところを撮られていたりするので少し恥ずかしい。
知世は、再生ボタンを押すと、ビデオカメラ側面の液晶画面を見ながら、
「うふふ……キャンディを握り締めつつ、うっとりなさっているさくらちゃんのお姿……たまらなく可愛いですわ」
画面に切り取られた、ほんの少し前の自分。そこに写る、手を組み、頬を染めた自分の表情を、なんだか周囲の人みんなが注視して笑っているような気がする。
「きょ……教室で見よう?……ね?……」
汗を浮かべながらのさくらの提案に、知世は素直に頷き、ビデオカメラの電源を切ってポーチに仕舞った。
ほっとしたさくらの顔の前に、ゆっくりと知世が顔を近づける。
愛らしい瞳に瞼を被せ、心持ち、唇を突き出したそれが、何を求めているかはすぐに判った。
女のコ同士のキスという事に、ほんの少し抵抗は感じるが、こうして目を閉じている知世の顔はとてもキレイで可愛らしい。こんな美少女にキスしていいんだと思うと、大好きな雪兎の次くらいに、ドキドキした嬉しい気持ちになってしまう。
さくらは、知世の肩にプロテクタの着いた両手をそっと乗せ、少し引き寄せると、ゆっくりと唇を重ね合わせた。
ブリーフの中に肉茎を仕舞い、スラックスのジッパーをあげた雪兎が立ち上がって言う。
「はいッ」
とびっきりの笑顔で返事をしたさくらは、雪兎が自転車に跨り、スタンドを跳ね上げるのを待って、インラインスケートを蹴りだした。
公園を抜け、大通りを学校へと進む。
右、左、右。
地面を蹴りながら、さくらは雪兎の顔を見た。
射精して間が無いのに、微笑みをたたえた顔は爽やかで、それを見つめるさくらの頬の方がにへらと緩んでしまう。
雪兎と並んで走るのはとても嬉しくて、楽しい時間だった。だから、校舎が見えてきたときには、思わず。
もう、着いちゃった……
とため息が出てしまった程。
「じゃぁね、さくらちゃん」
雪兎は少し振り返って言った。
手前にある友枝小学校の校門前。ここでさくらはスケートの速度を落とさないといけない。
次第にゆっくりになっていくさくらと、そのまま自転車を進める雪兎の速度の差が距離になって現れ、さくらが一抹の寂しさを感じたそのとき、
「またね」
雪兎の手から投げられた、白い小さな物体。放物線を描いて飛んでくるそれを、さくらは両手で受け止めた。
開いた掌にあったのは、ミルクキャンディ。
「雪兎さん……」
さくらはもう一度、掌を合わせ、祈りの言葉のように呟いた。例えキャンディ一個でも、想い人からのプレゼントは格別である。
校門前で、うっとりと雪兎の去った方を見つめ、物思いにふけるさくら。他のものは目に入っていない。当然、自分の事を見つめる機械の瞳がある事にも、気づかなかった。
じぃぃぃ………。
「ほえぇ~!」
さくらは、ようやくと自分がビデオに撮影されている事に気がつき、思わずとびすさる。
「おはようございます。さくらちゃん」
ファインダーから顔を上げ、大道寺知世がにっこりと微笑んだ。
「……お……おはよう……知世ちゃん……」
なんとも困った表情を浮かべ、さくらは朝の挨拶を交わした。
「朝からベストショットが撮れて、幸せですわ」
カメラを抱き締め、瞳をキラキラさせて言う。
知世はビデオカメラをいつも持ち歩き、さくらを撮影する事を趣味としている。ちょっと油断すると、とんでもないところを撮られていたりするので少し恥ずかしい。
知世は、再生ボタンを押すと、ビデオカメラ側面の液晶画面を見ながら、
「うふふ……キャンディを握り締めつつ、うっとりなさっているさくらちゃんのお姿……たまらなく可愛いですわ」
画面に切り取られた、ほんの少し前の自分。そこに写る、手を組み、頬を染めた自分の表情を、なんだか周囲の人みんなが注視して笑っているような気がする。
「きょ……教室で見よう?……ね?……」
汗を浮かべながらのさくらの提案に、知世は素直に頷き、ビデオカメラの電源を切ってポーチに仕舞った。
ほっとしたさくらの顔の前に、ゆっくりと知世が顔を近づける。
愛らしい瞳に瞼を被せ、心持ち、唇を突き出したそれが、何を求めているかはすぐに判った。
女のコ同士のキスという事に、ほんの少し抵抗は感じるが、こうして目を閉じている知世の顔はとてもキレイで可愛らしい。こんな美少女にキスしていいんだと思うと、大好きな雪兎の次くらいに、ドキドキした嬉しい気持ちになってしまう。
さくらは、知世の肩にプロテクタの着いた両手をそっと乗せ、少し引き寄せると、ゆっくりと唇を重ね合わせた。
テーマ : 恋愛:エロス:官能小説
ジャンル : 小説・文学