えっちの国のさくら 7
このブログ記事は、「カードキャプターさくら」の性的表現を含む文章が掲示されています。
このため、18歳以下の方、妄想と現実の区別のつかない方の記事の閲覧は、ご遠慮ください。
18歳以上で、ご自身の理性に自信のもてる方のみ、「続きを読む」で内容をお読みください。
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「今朝だって、わたしの部屋に勝手に入ってきて、寝てるトコいきなり犯したんですよ?! 本当にわたしの事が好きなら『好きだよ』って言ってくれたり、優しく身体を撫でてくれたりしてから、そっとしてくれると思うんですけど……」
いかにも不満そうにさくらは言う。優しく囁いて、ちゃんと手順を踏んで、気持ちいいえっちをしてくれるなら、顔はまぁまぁだし、かっこいいし、受け入れるのに何の問題もないのだが、桃矢とのセックスは「犯された」以外の記憶が殆どない。
「だって、普通にセックスしたら、ますますさくらちゃんの事を好きになって、どうしょうもなくなっちゃうよ。桃矢の場合」
「そうですかぁ?……」
雪兎の言う事が今ひとつ信じられず、さくらは怪訝な表情。あの冷血といっていい兄が、自分の事を好きで好きでしょうがなくなるとは、どんな状態なのか、想像もつかない。
「兄妹で結婚できないわけじゃないけど、いろいろ難しい事も多いし、うまくいかないのが普通だから………だから、桃矢は、これ以上さくらちゃんの事を好きにならないように、努力してるんじゃないのかな?」
「うう~ん……」
自転車を押しながら雪兎の歩く速度に合わせ、のろのろとインラインスケートを滑らせながら、さくらは腕組みして考えてみるが、やはり「あの意地悪なお兄ちゃん」が、自分をお嫁さんにしたいくらい好きなんて、とても信じられない。
そうこうするうち、二人は公園の入り口に辿りついた。
さくらが公園内を見やると、お迎え待ちだろう、ベンチに、近所の幼稚園の制服を着た子供が二人。一人は髪をツイン・テールに結んでいるので、女のコだろう。という事は、もう一人は男のコという事になる。
ぱっと見で判断できなかったのは、女のコならチェックのプリーツスカート、男のコなら同色の半ズボンを履いているはずが、二人ともお尻丸出しだったから。左右を母親だろう大人の女性に挟まれ、ベンチの上に正座して、向かい合って手を取り合い、キスをしている。
やがて、ツインテールの女のコが尻餅をつくように後ろに倒れると、男のコがその上に圧し掛かかり、女のコの開いた脚の間で、何かモゾモゾと動いている。うまくいかないのか、男のコの母親が手を差し入れ、位置を微調整してやったようで、程なく、男のコが腕立て伏せの姿勢で、くいくいと腰を動かし始めた。でも、動かし方に不安があるのか、腰に添えられた手で動かし方をサポートされている。
女のコの母親は、目を細めてその様子を見ていた。
もう支援無しで腰を動かす男のコ。その動きに合わせて腰を挟み込んだ女のコの脚がゆらゆらと揺れる。
「ちっちゃなコのえっちって、見てて可愛いですよね」
さくらがうっとりとした声で言う。
「そうだね。うちの高校からも、さくらちゃんの学校でセックスしてるコを時々見かけるよ。可愛いよね。子供同士のセックスって」
賛同を得られて、さくらはにっこりと微笑んだが、内心、ちょっと複雑な気分。やはり雪兎から見ると、自分は子供の範疇なのだろうか? と悩む。だが、並んで公園内の遊歩道を進むとき、思い切って手を差し出したら、ちゃんと繋いでくれた。やっぱり女のコとして見てくれているのかな? と嬉しくなる。
少し歩き、雪兎はベンチの横に自転車を止めると、ゆっくり腰を下ろした。
さくらが待ちきれないというように、雪兎の右に座る。インラインスケートの為か、飛び乗るような挙措になった。
目的が「それ」とはいえ、いきなりはじめるのも何なので、昨日のテレビ番組や、自分の友達の事など、当たり障りのない会話を楽しげに交わす。
高校生と小学生なので、傍から見ると、仲のよい兄妹が、なにか語らっているように見えるだろう。ただ、たぶんさくらが熱烈に望むだろう「恋人同士」と見るのには、少し無理がありそうだ。
「………………雪兎……さん……」
通勤だろうOLが一人、先ほど二人が来た方向へ歩いて行ったのをきっかけに、さくらがしっとりとその名を呼んだ。
雪兎を見上げている、とろけた瞳にゆっくりと瞼を被せ、中央だけ僅かに開いた唇を、心持ち突き出すようにする。
くすりと笑った雪兎は、さくらの肩に手をかけ、そっと顔を近づけた。
ちゅ……。
まずは軽く合わせるキスから。これだけでもさくらは幸せいっぱいだ。
けれど、人間は贅沢で、ひとつ快感を得ても、すぐに次の快感が欲しくなる。さくらは自らの欲求に従って、舌先で雪兎の唇を突付いた。
いかにも不満そうにさくらは言う。優しく囁いて、ちゃんと手順を踏んで、気持ちいいえっちをしてくれるなら、顔はまぁまぁだし、かっこいいし、受け入れるのに何の問題もないのだが、桃矢とのセックスは「犯された」以外の記憶が殆どない。
「だって、普通にセックスしたら、ますますさくらちゃんの事を好きになって、どうしょうもなくなっちゃうよ。桃矢の場合」
「そうですかぁ?……」
雪兎の言う事が今ひとつ信じられず、さくらは怪訝な表情。あの冷血といっていい兄が、自分の事を好きで好きでしょうがなくなるとは、どんな状態なのか、想像もつかない。
「兄妹で結婚できないわけじゃないけど、いろいろ難しい事も多いし、うまくいかないのが普通だから………だから、桃矢は、これ以上さくらちゃんの事を好きにならないように、努力してるんじゃないのかな?」
「うう~ん……」
自転車を押しながら雪兎の歩く速度に合わせ、のろのろとインラインスケートを滑らせながら、さくらは腕組みして考えてみるが、やはり「あの意地悪なお兄ちゃん」が、自分をお嫁さんにしたいくらい好きなんて、とても信じられない。
そうこうするうち、二人は公園の入り口に辿りついた。
さくらが公園内を見やると、お迎え待ちだろう、ベンチに、近所の幼稚園の制服を着た子供が二人。一人は髪をツイン・テールに結んでいるので、女のコだろう。という事は、もう一人は男のコという事になる。
ぱっと見で判断できなかったのは、女のコならチェックのプリーツスカート、男のコなら同色の半ズボンを履いているはずが、二人ともお尻丸出しだったから。左右を母親だろう大人の女性に挟まれ、ベンチの上に正座して、向かい合って手を取り合い、キスをしている。
やがて、ツインテールの女のコが尻餅をつくように後ろに倒れると、男のコがその上に圧し掛かかり、女のコの開いた脚の間で、何かモゾモゾと動いている。うまくいかないのか、男のコの母親が手を差し入れ、位置を微調整してやったようで、程なく、男のコが腕立て伏せの姿勢で、くいくいと腰を動かし始めた。でも、動かし方に不安があるのか、腰に添えられた手で動かし方をサポートされている。
女のコの母親は、目を細めてその様子を見ていた。
もう支援無しで腰を動かす男のコ。その動きに合わせて腰を挟み込んだ女のコの脚がゆらゆらと揺れる。
「ちっちゃなコのえっちって、見てて可愛いですよね」
さくらがうっとりとした声で言う。
「そうだね。うちの高校からも、さくらちゃんの学校でセックスしてるコを時々見かけるよ。可愛いよね。子供同士のセックスって」
賛同を得られて、さくらはにっこりと微笑んだが、内心、ちょっと複雑な気分。やはり雪兎から見ると、自分は子供の範疇なのだろうか? と悩む。だが、並んで公園内の遊歩道を進むとき、思い切って手を差し出したら、ちゃんと繋いでくれた。やっぱり女のコとして見てくれているのかな? と嬉しくなる。
少し歩き、雪兎はベンチの横に自転車を止めると、ゆっくり腰を下ろした。
さくらが待ちきれないというように、雪兎の右に座る。インラインスケートの為か、飛び乗るような挙措になった。
目的が「それ」とはいえ、いきなりはじめるのも何なので、昨日のテレビ番組や、自分の友達の事など、当たり障りのない会話を楽しげに交わす。
高校生と小学生なので、傍から見ると、仲のよい兄妹が、なにか語らっているように見えるだろう。ただ、たぶんさくらが熱烈に望むだろう「恋人同士」と見るのには、少し無理がありそうだ。
「………………雪兎……さん……」
通勤だろうOLが一人、先ほど二人が来た方向へ歩いて行ったのをきっかけに、さくらがしっとりとその名を呼んだ。
雪兎を見上げている、とろけた瞳にゆっくりと瞼を被せ、中央だけ僅かに開いた唇を、心持ち突き出すようにする。
くすりと笑った雪兎は、さくらの肩に手をかけ、そっと顔を近づけた。
ちゅ……。
まずは軽く合わせるキスから。これだけでもさくらは幸せいっぱいだ。
けれど、人間は贅沢で、ひとつ快感を得ても、すぐに次の快感が欲しくなる。さくらは自らの欲求に従って、舌先で雪兎の唇を突付いた。
テーマ : 恋愛:エロス:官能小説
ジャンル : 小説・文学