さくらの恋人候補生 7
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「知世……ちゃん…………」
名を呼ばれ、ゆっくりと瞼を開いた知世は、ぴくんと頬を引きつらせる。目の前にあるさくらが、唇の端が少しつりあげ、にいっという悪戯っぽい感じの微笑みを浮かべていたからだ。
「……ね……アレ、してあげようか?……」
や、やっぱり……
表情を引きつらせた知世は、さくらから目をそらし口元を握りこぶしで覆った。
「……あ……あの……あ……アレは……アレは……いいです……」
「どうして?……また、怖い夢みたりしたらいけないよ?……」
逸らされた視線を追いかけるように顔をよせ、なおも食い下がるさくら。知世は困り果て、なんとか言い訳を探そうと、必死に考えた。
「……そ……それは……あの……もう、あんまり……怖いのは見なくて……それより……」
「それより?……」
何か言いかけたまま、恥ずかしそうに俯いてしまった知世に、続きを促す。だが、よっぽど言いにくいのか、なかなか知世は口を割ろうとしない。
「その……あの…………」
「ん?……」
さくらは続きを促すように、知世の瞳を見つめる。
それにとうとう観念したのか、知世は蚊の鳴くような声で、
「…………その……さくら……ちゃんが出てくることが……多くて……」
「知世……ちゃん…………」
名を呼ばれ、ゆっくりと瞼を開いた知世は、ぴくんと頬を引きつらせる。目の前にあるさくらが、唇の端が少しつりあげ、にいっという悪戯っぽい感じの微笑みを浮かべていたからだ。
「……ね……アレ、してあげようか?……」
や、やっぱり……
表情を引きつらせた知世は、さくらから目をそらし口元を握りこぶしで覆った。
「……あ……あの……あ……アレは……アレは……いいです……」
「どうして?……また、怖い夢みたりしたらいけないよ?……」
逸らされた視線を追いかけるように顔をよせ、なおも食い下がるさくら。知世は困り果て、なんとか言い訳を探そうと、必死に考えた。
「……そ……それは……あの……もう、あんまり……怖いのは見なくて……それより……」
「それより?……」
何か言いかけたまま、恥ずかしそうに俯いてしまった知世に、続きを促す。だが、よっぽど言いにくいのか、なかなか知世は口を割ろうとしない。
「その……あの…………」
「ん?……」
さくらは続きを促すように、知世の瞳を見つめる。
それにとうとう観念したのか、知世は蚊の鳴くような声で、
「…………その……さくら……ちゃんが出てくることが……多くて……」
「わたしが?……」
さくらは意外な言葉ににびっくりしたような表情で問い直した。知世が小さく頷くと、更に問い詰める。
「後ろから?……」
こくん、と知世が頷く。
「がばぁって?……」
もう一度、こくんと頷く知世。
しばし、さくらと知世は呆けたように見つめあった。だが、やがて満面の笑みを浮かべ、さくらが抱きついてくる。だめだ。説得は失敗に終わったらしい。
「……それなら、余計だよ。全部わたしの夢になるように、もっと、もっといっぱいしてあげる!」
「で、でも!……さくらちゃんで……あんな……夢をみるなんて……いけないことです……」
何とか最後の抵抗を試みた知世だが、それはさくらによってあっさりと打ち砕かれた。
「だって、わたしなら、怖くないでしょう? 後ろから、がばぁっ、てしても?」
知世は思わず頷いてしまう。それでわが意を得たとばかり、さくらは更に押し込んだ。
「知世ちゃんが夢に見ても怖くないなら、私はすごく嬉しいよ。ちっともいけないことなんかないもん。毎晩でも見て欲しいよ。だから、してあげる……ううん、させて? お願い、いいでしょ? ね? ね?」
心の底から大好きなさくらに、ここまで熱心なお願いをされては、知世に断れるはずがない。
「……………………は……い……」
知世の承諾の返事に、さくらは嬉しそうに口づけると、ゆっくりと上体を起こした。そぉっと腰を引き上げ、知世の膣内から男のコを抜き出す。
「……あ……」
知世は小さく声をあげる。自分の中から物体が出ていく感覚と、それに抵抗するように、思わず知らず膣を締めてしまった恥ずかしさからだった。
ぷるん!
抜き出された男のコは、たっぷりと知世の愛液を身に纏い、さくらの下腹に張り付いた。再び知世の上に覆いかぶさると、左手を知世の頭の下に差し入れて支え、右手で枕を引き抜き、再び頭をそっと降ろす。
「はい……これ……」
身体を起こしながら、さくらは引き抜いた枕を手渡した。受け取ったそれをお腹の上に置いた知世は、困ったようにさくらを見上げる。けれど、愛玩犬のように愛らしくお座りをし、期待を込めて見下ろしているさくらを見ると、もう何も言うことはできなかった。
知世は、お腹に枕をあてがったまま、身体をゆっくりと捻る。背中が上になり、お腹の下の枕の分、お尻の部分が持ち上がった。
しどけなく投げ出された少女の姿に、さくらは、
「はうぅ!知世ちゃぁん!」
と叫ぶなり、がばぁっと背中に覆いかぶさった。
「きゃっ!」
知世が小さく声をあげ、身を固くする。それを察知したさくらは、知世の背中やお尻に体を擦り付けながら、
「……知世ちゃん……知世ちゃん、わたしだよ?……わたしなら怖くないでしょ?……」
すりすりすり
まるでその言葉に従うかのように、知世の身体から力が抜けていく。
「はにゃ~ん、知世ちゃん」
知世が力を抜いてくれたのが嬉しくて、さくらは更に身体を擦り付ける。そのまま膝を開き、知世の腿を挟み込むと、背中に完全に覆いかぶさった。
無意識にやっているが、性技の48手でいう「しき小股」に近い体位になる。
さくらは意外な言葉ににびっくりしたような表情で問い直した。知世が小さく頷くと、更に問い詰める。
「後ろから?……」
こくん、と知世が頷く。
「がばぁって?……」
もう一度、こくんと頷く知世。
しばし、さくらと知世は呆けたように見つめあった。だが、やがて満面の笑みを浮かべ、さくらが抱きついてくる。だめだ。説得は失敗に終わったらしい。
「……それなら、余計だよ。全部わたしの夢になるように、もっと、もっといっぱいしてあげる!」
「で、でも!……さくらちゃんで……あんな……夢をみるなんて……いけないことです……」
何とか最後の抵抗を試みた知世だが、それはさくらによってあっさりと打ち砕かれた。
「だって、わたしなら、怖くないでしょう? 後ろから、がばぁっ、てしても?」
知世は思わず頷いてしまう。それでわが意を得たとばかり、さくらは更に押し込んだ。
「知世ちゃんが夢に見ても怖くないなら、私はすごく嬉しいよ。ちっともいけないことなんかないもん。毎晩でも見て欲しいよ。だから、してあげる……ううん、させて? お願い、いいでしょ? ね? ね?」
心の底から大好きなさくらに、ここまで熱心なお願いをされては、知世に断れるはずがない。
「……………………は……い……」
知世の承諾の返事に、さくらは嬉しそうに口づけると、ゆっくりと上体を起こした。そぉっと腰を引き上げ、知世の膣内から男のコを抜き出す。
「……あ……」
知世は小さく声をあげる。自分の中から物体が出ていく感覚と、それに抵抗するように、思わず知らず膣を締めてしまった恥ずかしさからだった。
ぷるん!
抜き出された男のコは、たっぷりと知世の愛液を身に纏い、さくらの下腹に張り付いた。再び知世の上に覆いかぶさると、左手を知世の頭の下に差し入れて支え、右手で枕を引き抜き、再び頭をそっと降ろす。
「はい……これ……」
身体を起こしながら、さくらは引き抜いた枕を手渡した。受け取ったそれをお腹の上に置いた知世は、困ったようにさくらを見上げる。けれど、愛玩犬のように愛らしくお座りをし、期待を込めて見下ろしているさくらを見ると、もう何も言うことはできなかった。
知世は、お腹に枕をあてがったまま、身体をゆっくりと捻る。背中が上になり、お腹の下の枕の分、お尻の部分が持ち上がった。
しどけなく投げ出された少女の姿に、さくらは、
「はうぅ!知世ちゃぁん!」
と叫ぶなり、がばぁっと背中に覆いかぶさった。
「きゃっ!」
知世が小さく声をあげ、身を固くする。それを察知したさくらは、知世の背中やお尻に体を擦り付けながら、
「……知世ちゃん……知世ちゃん、わたしだよ?……わたしなら怖くないでしょ?……」
すりすりすり
まるでその言葉に従うかのように、知世の身体から力が抜けていく。
「はにゃ~ん、知世ちゃん」
知世が力を抜いてくれたのが嬉しくて、さくらは更に身体を擦り付ける。そのまま膝を開き、知世の腿を挟み込むと、背中に完全に覆いかぶさった。
無意識にやっているが、性技の48手でいう「しき小股」に近い体位になる。