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えっちの国のさくら 28

このブログ記事は、「カードキャプターさくら」の性的表現を含む、成人向け二次創作です。
このため、18歳以下の方、妄想と現実の区別のつかない方の記事の閲覧は、ご遠慮ください。

18歳以上で、ご自身の理性に自信のもてる方のみ、「続きを読む」で内容をお読みください。














「一度も? 小学生で?」
 聞いた内容を頭の中に描いたさくらが、思わず聞き返す。
「それはないんじゃない? ふつう、はじめてけーけんするのは、保育園よ?」
 千春も怪訝そうに言った。
 よほど特殊な事情でもない限り、小学校に入学するほどの年齢になって、性体験がないというのは考えられない。
「だから、パラレルワールドだもん。常識が違うんだよ」
 そう、奈緒子は言った。
「うう~ん、想像できないなぁ……男のコって、女のコの裸見たり、おトイレで、見ただけで、おちんちんおっきくしてるんだよ? 絶対無理だと思う」
 さくらが実感を込めて、言った。
 体育などで、着替えるとき、特に下着まで脱ぐ水泳の時などは、裸を見る男のコの視線が痛いくらいだ。しかも、そういう時は、たいてい休み時間に迫られたりする。
 小学生も高学年にもなると、授業の間の休み時間くらいでは射精に至らないのが普通なのだが、そういう興奮をしたときは、10分で出てしまう事もあるようだ。迫られると断りきれずに応じてしまうが、短時間だと気持ちよくなれないことも多いので、あまり好きではない。
 それに対しても、奈緒子はちゃんと設定を用意していた。
「だから、その世界では、おトイレも、お着替えも、男女別になってることにしようかなぁ……って思ってるの。『男子トイレ』と『女子トイレ』、あと、『男子更衣室』に、『女子更衣室』みたいに」
「わざわざ同じ設備を二つ用意するの? それってすごい無駄……」
 同じ目的で使うだけの場所を、性的な目を遮るという、ただそれだけのために別に用意するという無理な設定に、千春が疑問の声をあげる。
「お風呂や温泉とかも、男女別?」
 これはさくらの問い。奈緒子はそれに答え、
「うん、お風呂は、『男湯』に『女湯』 かな? 反対の方に入ったら、逮捕されちゃうの」
「ほえ~」
 驚きの声をあげるさくらに、知世が、
「さくらちゃん、温泉施設大好きですものね。楽しみが減ってしまいますね」 その通りで、さくらは友枝町内にある、いわゆるスーパー銭湯の大きな浴槽が大好きだ。桃矢、藤隆と一緒に、よく入りに行く。
 知世にも、ときどき一緒に行こうとお誘いがあり、母親の園美と一緒に、二家族合同になることもしばしばだ。
 もちろん、奈緒子の空想のような、男女別のお風呂という事はありえないので、桃矢や藤隆と一緒の脱衣所で裸になり、一緒の湯につかって、ふたりの背中を流してやったり、逆に身体を洗ってもらったりする。
 それだけでも、家族の親交が高まっていいのだが、もちろん、公衆浴場の愉しみも忘れてはいけない。
 何物も覆うことのない裸で、男女が同じ湯にひたっていれば、当然、えっちのお誘いがかかる。
 可愛らしいさくらや知世のような少女と一緒に湯に入ると、たいていの男性は元気になるようで、この間も、ちょっと筋肉質の中学生とおぼしき男のコからお誘いがあり、なにかと五月蝿い桃矢からうまく逃げて、休憩室で肌をあわせたら、けっこう逞しい抱かれ方で、続けて2回も射精されてしまった。
 もし、『男湯』や『女湯』で別々という事になれば、桃矢や藤隆とは一緒に入れないだろうし、えっちを誘ってくる男のコに出会う事もないだろう。
 なんだか、妙に寂しい世界だなとさくらが思っていると、
「ただ………リアリティが足らないっていうのかな? ここまでして、せっくすしちゃダメっていう理由が、少し弱いような気がするんだぁ……」
 と、奈緒子が漏らした。
 格段の空想力を持っている奈緒子をもってしても、男女が居て、にも関わらず、互いの身体の違いを可能な限り見ないようしてまで、セックスを禁止するという世界の矛盾を処理する事は至難の業らしい。
 う~ん と唸って、さくら、知世、利佳、千春も考える。どうすれば、矛盾なくそうした世界を成立させられるかを。
 どのくらい経ったか、利佳が、以前のニュースをふと思い出し、それを基に一つの案を思いついた。
「その世界には、マイクロマシンがないから っていうのはどうかしら?」
 と、奈緒子に言った。
「マイクロマシンって、わたし達のおなかにはいってる、あれ?」
 話を聞いていたさくらが問う。
「そう。保健の時間に習ったでしょう? 男のコのたまたまの中で、精子が作られるとき、自分をコピーして作られるって。テレビで、男のコの赤ちゃんのおちんちんの先っちょから、青い液体を注入してるの映るコトがあるじゃない?」
 利佳の言うシーンは、テレビの新生児誕生のドキュメント番組などで、さくらも何度か目にしていた。男児であった場合だけ、生後数時間から、遅くても退院までに、針を外した注射器で、青い透明な液体が、ペニス先端の尿道口から注入される。
 青い液体自体は、ただの着色された生理食塩水だが、中にはウィルス・サイズの小さな小さなタンパク質の機械が、数百万単位で入っているのだ。
 その小さな機械は、睾丸の中に入り、思春期に入って、精子が作られるようになるまで眠りにつく。それは、保健の時間に見たビデオにも説明があった。

テーマ : 恋愛:エロス:官能小説
ジャンル : 小説・文学

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