えっちの国のさくら 27
このブログ記事は、「カードキャプターさくら」の性的表現を含む、成人向け二次創作です。
このため、18歳以下の方、妄想と現実の区別のつかない方の記事の閲覧は、ご遠慮ください。
18歳以上で、ご自身の理性に自信のもてる方のみ、「続きを読む」で内容をお読みください。
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「まず、女子。木之本が上手なのは判るが、だからといって、木之本とばかりセックスするのは問題だぞ。男子が下手だとしたら、その分、練習の機会を与えて上手にしてあげるのがクラスメイトじゃないか? ちゃんと『こうして欲しい』と要望を伝えて、男子のテクニックの底上げに協力しないとな」
諭すように言うと、女子から如何にも不承不承だったが、「はぁい」と返事があがった。
「それから男子。『女のコ同士でセックスするな』というのは、セクシャル・マイノリティへの差別になるから、言っちゃいかんぞ。セックスの好みは、その人の個性だ。木之本が女子に人気があるのは、相手の要望を自然に理解できるからだ。同じ女だからな。お前たちも、女子が、それぞれどんな好みなのかをちゃんと理解して、尊重してあげないとダメだぞ」
今度は男子から、あまり気のない返事があがる。
「次に……木之本」
「は…はいッ!」
最後に名指しされたさくらは、椅子から10cmほど飛び上がった。
「女子とするなとは決して言わないが、気持ち、男子を優先して欲しい。それと、男子になるべく指導をしてやってくれると助かるんだか、頼めるか?」
「は…はいッ!」
思わず返事をし、こくこくと頷いてしまう。
そんなさくらを見て、満足そうに笑った寺田は、
「では、朝のホームルームはここまで」
そういうと、出席簿を抱え、教室を出て行った。
次の時間は算数。開始までに少し時間があり、教室にざわめきが戻る。
「ほぇぇ~、怒られちゃったよぉ~」
さくらは机に突っ伏して情けない声をだす。
そんなさくらの机の前に利佳がやってきて、
「大丈夫よ。先生、怒ってたわけじゃないから」
と、栗色の髪を優しく撫でて、慰めた。
「でもよかった……さくらちゃんとえっちしちゃダメ なんてコトになったら、ショックだもん」
千春もさくらの傍らに立つと、そう言って利佳と目を合わせ、
『ねぇー』
と、声を合わせた。
「わたしは、山崎くんが一番いいけど、やっぱりさくらちゃんの指や舌は特別よねぇ~。蕩けそうになっちゃう……」
千春が夢見るような表情で言った。おそらくは、さくらに可愛がってもらっているときを思い出しているのだろう。無意識に、腰がもじもじとくねってしまっている。
「えへへ……」
褒められたのが判ったのか、さくらは先ほどの落ち込みから一転、照れた笑みを浮かべた。
「ほぅ~」
大きなため息を右の耳に聞き、さくらが顔を向けると、奈緒子が「う~ん」と伸びをしている。ホームルームのときもちらりと見たが、手帳サイズのノートに何か一生懸命に書いていた。
「奈緒子ちゃん、なに書いてたの?」
興味をもったさくらが声をかける。
「あのね。次の文芸誌のプロットなの」
席を立ち、さくらの机の脇に立った奈緒子は、ピンクの表紙のノートを見せた。
奈緒子はさくらと同じ、チアリーディング部に属しているが、読書家で、文芸部にも顔を出し、寄稿もしている。
「そういえば、奈緒子ちゃんは、朝、してなかったね?」
「えへへ、今日は、これ読むほうが忙しかったから……お昼休みにしてもらうつもり」
言いながら、別の本を示す。
「『さよりなパラレル』?」
本を受け取ったさくらが、そのタイトルを読んだ。
「パラレルワールドを、あっち行ったり、こっち行ったりする女のコの話だよ。これと、さっきのさくらちゃんの話で思いついたの」
そう言って、奈緒子はノートを捲り、思いついたプロットの説明をはじめた。
「えっとね……別の世界から、男のコが落ちてくるの。だけど、そのコの世界は、子供はぜったいにえっちしちゃダメって世界で、そのコも、一回もせっくすした事ないの。それで、女のコがいろいろ教えちゃうってお話。一度もえっちした事ないから、なんでもいうこと聴いてくれるでしょ? さっきのお話じゃないけど、いう通りにしてくれる男のコなら、ちょっとイイかもって思ったんだぁ」
言いながら、うっとりした表情を見せる。
言葉の通り、何も知らない男のコを、いいように弄んでいるところを空想でもしているのだろう。こうした物語世界の創造については、奈緒子は一家言をもっている。
諭すように言うと、女子から如何にも不承不承だったが、「はぁい」と返事があがった。
「それから男子。『女のコ同士でセックスするな』というのは、セクシャル・マイノリティへの差別になるから、言っちゃいかんぞ。セックスの好みは、その人の個性だ。木之本が女子に人気があるのは、相手の要望を自然に理解できるからだ。同じ女だからな。お前たちも、女子が、それぞれどんな好みなのかをちゃんと理解して、尊重してあげないとダメだぞ」
今度は男子から、あまり気のない返事があがる。
「次に……木之本」
「は…はいッ!」
最後に名指しされたさくらは、椅子から10cmほど飛び上がった。
「女子とするなとは決して言わないが、気持ち、男子を優先して欲しい。それと、男子になるべく指導をしてやってくれると助かるんだか、頼めるか?」
「は…はいッ!」
思わず返事をし、こくこくと頷いてしまう。
そんなさくらを見て、満足そうに笑った寺田は、
「では、朝のホームルームはここまで」
そういうと、出席簿を抱え、教室を出て行った。
次の時間は算数。開始までに少し時間があり、教室にざわめきが戻る。
「ほぇぇ~、怒られちゃったよぉ~」
さくらは机に突っ伏して情けない声をだす。
そんなさくらの机の前に利佳がやってきて、
「大丈夫よ。先生、怒ってたわけじゃないから」
と、栗色の髪を優しく撫でて、慰めた。
「でもよかった……さくらちゃんとえっちしちゃダメ なんてコトになったら、ショックだもん」
千春もさくらの傍らに立つと、そう言って利佳と目を合わせ、
『ねぇー』
と、声を合わせた。
「わたしは、山崎くんが一番いいけど、やっぱりさくらちゃんの指や舌は特別よねぇ~。蕩けそうになっちゃう……」
千春が夢見るような表情で言った。おそらくは、さくらに可愛がってもらっているときを思い出しているのだろう。無意識に、腰がもじもじとくねってしまっている。
「えへへ……」
褒められたのが判ったのか、さくらは先ほどの落ち込みから一転、照れた笑みを浮かべた。
「ほぅ~」
大きなため息を右の耳に聞き、さくらが顔を向けると、奈緒子が「う~ん」と伸びをしている。ホームルームのときもちらりと見たが、手帳サイズのノートに何か一生懸命に書いていた。
「奈緒子ちゃん、なに書いてたの?」
興味をもったさくらが声をかける。
「あのね。次の文芸誌のプロットなの」
席を立ち、さくらの机の脇に立った奈緒子は、ピンクの表紙のノートを見せた。
奈緒子はさくらと同じ、チアリーディング部に属しているが、読書家で、文芸部にも顔を出し、寄稿もしている。
「そういえば、奈緒子ちゃんは、朝、してなかったね?」
「えへへ、今日は、これ読むほうが忙しかったから……お昼休みにしてもらうつもり」
言いながら、別の本を示す。
「『さよりなパラレル』?」
本を受け取ったさくらが、そのタイトルを読んだ。
「パラレルワールドを、あっち行ったり、こっち行ったりする女のコの話だよ。これと、さっきのさくらちゃんの話で思いついたの」
そう言って、奈緒子はノートを捲り、思いついたプロットの説明をはじめた。
「えっとね……別の世界から、男のコが落ちてくるの。だけど、そのコの世界は、子供はぜったいにえっちしちゃダメって世界で、そのコも、一回もせっくすした事ないの。それで、女のコがいろいろ教えちゃうってお話。一度もえっちした事ないから、なんでもいうこと聴いてくれるでしょ? さっきのお話じゃないけど、いう通りにしてくれる男のコなら、ちょっとイイかもって思ったんだぁ」
言いながら、うっとりした表情を見せる。
言葉の通り、何も知らない男のコを、いいように弄んでいるところを空想でもしているのだろう。こうした物語世界の創造については、奈緒子は一家言をもっている。
テーマ : 恋愛:エロス:官能小説
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