【ブログ版】ゆんゆんが大好き

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　なのはの掌が秘所を離れ、左脚に移ったときは、思わず腰が浮き上がってしまい、恥ずかしかった。
　それから、少し背中を浮かすように言われ、そのとおりにすると、掌が差し入れられ、肩から腰、お尻をそっと洗われる。
　ヌメリがすっかりなくなった身体に、ソープマットのビニールが張り付いて、少し不快だったが、それ以上に温かな細流と共に身体を撫で回すなのはの掌がとても気持ちいい。
「はぁい、キレイになったよ」
　と終わりを告げられたのが不満なほどだった。
　そんなフェイトの葛藤に気づいているのか、いないのか、笑って見下ろしていたなのはは、右手に握った、温かい湯を吹き出すシャワーノズルをフェイトの左手に、そっと押し付ける。
　2、3秒、きょとんとしていたフェイトだったが、やがてその意味を理解した。つまりは、今、されたのと同じように、なのはの身体を洗えという事だ。
　思わず、いいの？　と目で訪ねてしまう。　
　微笑みを浮かべ、頷いたなのはは、肘を付き、ゆっくりと身体を横たえた。
　緩やかに手脚を伸ばし、仰向けで全てを曝け出しているなのはの裸体は魅力的で、思わずこのまま抱きついて、もう一回、彼女の脚の間に割り込みたくなってしまう。
　けれど、それをしたらせっかく洗い落とした身体が、またローションまみれになってしまう。まだ、なのはの身体は、子供向けのパンケーキのように、シロップをたっぷりまとっているのだから。
　半身を起こしたフェイトは、なのはの身体を見下ろしながら、何処から手をつけたものか迷った。
　もちろん、一番に触れたいのは、もっとも掌に近い位置にある、柔らかな膨らみだ。仰向けだから、重力で少し低くはなっているものの、ふっくらしたそこに手を触れたい欲求は抑えがたい。けれど、いきなり触れるのも躊躇われて、しばらく、迷った挙句、お腹に右手を置いた。
　シャワーの細流を手元に導きながら、円を描くように掌を動かす。ヌルヌルだった肌からヌメリが落ちて、まったく無かった摩擦感が戻ってくるのがなんだかいい。
　お腹を触って少し気持ちが落ち着いたのか、フェイトは自分の欲求に従った方向に掌を移し始めた。自分から遠い側、なのはの左の乳房をくるむように掌で包み、その形にそってそっと洗う。
「……あふ………」
　なのはがあげるくすぐったそうな声を心地よく聞きながら、フェイトは感触を楽しむように撫で回す。ぷにぷにしたそれが心地よい。膨らんだ乳首が掌に擦れるのが嬉しい。
　真ん中の谷間を通って、今度は右の膨らみを同じように「洗う」。ヌルヌルを探すフリをして、思うさま撫で回す。
「……く……くすぐったいよぉ……」
　身体をヒクヒクさせながら甘く抗議するなのは。
「……動いたらダメだよ。洗いにくい……」
　と、フェイトはあくまで「洗っている」事にするつもりだ。
　脇腹や肩、腕もすっかりローションを洗い落とし、上体をほぼ洗い終えたと考えたフェイトは、
「なのは……脚、開いて？……」
「………やだ……」
　思わぬ拒絶にきょとんとしたが、すぐにこれは嫌がっているフリだろうと判断した。さっき、自分が拒否して見せたから、同じようにしているのだ。
「……じゃ、開かせるね」
　フェイトは言うと、ローションで摩擦感の無い太股の間にぐっと右手を差し入れる。
「……ひゃ！……フェイトちゃんのえっちぃ！」
　抗議するなのはに構わず、左の腿を外に押しやり、開かせた内股にシャワーをかけ、ヌメリを落としていく。その指先が少しずつ鼠蹊部に近づいていった。