すり~ぴんぐ・てんぷて~しょん 1
ゆんゆん☆パラダイスの18禁二次小説です。
こちらの小説の続きになります。
すり~ぴんぐ・てんぷて~しょん
寝ている相手にいたずらをして、最後には寝たままの相手をやさしく犯してしまうのが基本です。
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管理
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すり~ぴんぐ・てんぷて~しょん
寝ている相手にいたずらをして、最後には寝たままの相手をやさしく犯してしまうのが基本です。
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「あうふぁぁぁぁぁ………」
ゆんなは顔中を口にして、盛大な欠伸を漏らした。
寝癖の付いた髪に、半分ほどとろけた瞳。優しく誘惑するベットにもう一度潜り込んで眠れたら、どんなに気持ちがいいだろう?
何しろ時間が時間だ。
やかましく喚き立てる目覚ましが示している時間は、午前5時10分前。
東の方が赤く染まり、それ以外は薄いグレーの様な白んだ色合い。早起きの鳥の声は聞こえるが、人間が起き出している気配は殆どない。
こんな朝早くに叩き起こされて、恨み言の一つも言いたいが、なにしろセットしたのもゆんな自身だから、誰に文句を言うことも出来なかった。
もっかい、寝てしまうアルかな……?
とにもかくにも、目覚まし時計の天辺を叩いて黙らせたゆんなの心に誘惑の囁き。けれどそれを頭を振って追い払った。
「だめアル。睦月に仕返しするって決めたアル!」
自分を奮い立たせるようにそう宣言すると、睡魔の誘惑を断ち切る様にベットから起きあがった。
ずいぶんと物騒な宣言だが、これは仕方がない。
昨日の昼、睦月の部屋で居眠りしているのをいいことに、おもちゃにされて散々に弄ばれた挙げ句、挿入までされてしまったのだ。「乙女の純情」を踏みにじった対価は、払わせなければならない。
三日と開けず身体を重ねるえっちな生活を送ってはいても、ゆんなのココロは乙女なのだ。
髪だけ軽く手で整えるたゆんなは、窓を明け、慣れた動作でほんの一跨ぎのところにある睦月の部屋のベランダへ降り立った。
流石は猫の血が1/4入っていると自称するだけある。殆ど足音を立てず、そっとサッシに近付いて、中の様子を伺う様が、狩りをする猫の様子そっくりだった。
昨夜も寝苦しい熱帯夜だった為、案の定、睦月の部屋の窓は開けられ、網戸になっていた。手を伸ばしてそれを引くと、難なく開ける事が出来た。
自分の身体が入るだけの隙間を作ると、ゆんなは部屋の中に滑り込む。もちろん、音をたてないように、細心の注意を払って。
しばらく様子をうかがうと、足音を立てないように、そっと、ベッドに歩み寄った。
「くぅ………かふ………」
小さな寝息が規則正しく聞こえる。
ゆんなは寝息の主であり、この部屋の主でもある睦月の様子を慎重に観察した。
一頃、コメディアンで『命』という字を模したポーズで受けをとるのがいたが、まさしくそれを地で行くポーズだ。右足は緩く伸びる一方、左膝が曲がって、踵が右足の膝裏にくっつきそう。
右手は身体に対して斜めに置かれ、肘が曲がっている。一方の左腕は、まるで万歳が崩れたように、頭の横に置かれていた。
暑かったせいか、薄手のパジャマも下しか身につけていない。上はランニングシャツだ。かけていただろうタオルケットはお腹のあたりを申し訳ていどに覆っているに過ぎない。
しばらく寝顔を観察していたゆんなは、そっと人差し指を伸ばし、睦月の頬に触れた。だが、反応はない。どうやら完全に熟睡しているらしい事を確認して、ゆんなは、唇を歪める。普段浮かべる愛らしい笑みではなく、セミ・ロリータな顔に似合わない、酷薄に笑った顔だった。
ゆんなは顔中を口にして、盛大な欠伸を漏らした。
寝癖の付いた髪に、半分ほどとろけた瞳。優しく誘惑するベットにもう一度潜り込んで眠れたら、どんなに気持ちがいいだろう?
何しろ時間が時間だ。
やかましく喚き立てる目覚ましが示している時間は、午前5時10分前。
東の方が赤く染まり、それ以外は薄いグレーの様な白んだ色合い。早起きの鳥の声は聞こえるが、人間が起き出している気配は殆どない。
こんな朝早くに叩き起こされて、恨み言の一つも言いたいが、なにしろセットしたのもゆんな自身だから、誰に文句を言うことも出来なかった。
もっかい、寝てしまうアルかな……?
とにもかくにも、目覚まし時計の天辺を叩いて黙らせたゆんなの心に誘惑の囁き。けれどそれを頭を振って追い払った。
「だめアル。睦月に仕返しするって決めたアル!」
自分を奮い立たせるようにそう宣言すると、睡魔の誘惑を断ち切る様にベットから起きあがった。
ずいぶんと物騒な宣言だが、これは仕方がない。
昨日の昼、睦月の部屋で居眠りしているのをいいことに、おもちゃにされて散々に弄ばれた挙げ句、挿入までされてしまったのだ。「乙女の純情」を踏みにじった対価は、払わせなければならない。
三日と開けず身体を重ねるえっちな生活を送ってはいても、ゆんなのココロは乙女なのだ。
髪だけ軽く手で整えるたゆんなは、窓を明け、慣れた動作でほんの一跨ぎのところにある睦月の部屋のベランダへ降り立った。
流石は猫の血が1/4入っていると自称するだけある。殆ど足音を立てず、そっとサッシに近付いて、中の様子を伺う様が、狩りをする猫の様子そっくりだった。
昨夜も寝苦しい熱帯夜だった為、案の定、睦月の部屋の窓は開けられ、網戸になっていた。手を伸ばしてそれを引くと、難なく開ける事が出来た。
自分の身体が入るだけの隙間を作ると、ゆんなは部屋の中に滑り込む。もちろん、音をたてないように、細心の注意を払って。
しばらく様子をうかがうと、足音を立てないように、そっと、ベッドに歩み寄った。
「くぅ………かふ………」
小さな寝息が規則正しく聞こえる。
ゆんなは寝息の主であり、この部屋の主でもある睦月の様子を慎重に観察した。
一頃、コメディアンで『命』という字を模したポーズで受けをとるのがいたが、まさしくそれを地で行くポーズだ。右足は緩く伸びる一方、左膝が曲がって、踵が右足の膝裏にくっつきそう。
右手は身体に対して斜めに置かれ、肘が曲がっている。一方の左腕は、まるで万歳が崩れたように、頭の横に置かれていた。
暑かったせいか、薄手のパジャマも下しか身につけていない。上はランニングシャツだ。かけていただろうタオルケットはお腹のあたりを申し訳ていどに覆っているに過ぎない。
しばらく寝顔を観察していたゆんなは、そっと人差し指を伸ばし、睦月の頬に触れた。だが、反応はない。どうやら完全に熟睡しているらしい事を確認して、ゆんなは、唇を歪める。普段浮かべる愛らしい笑みではなく、セミ・ロリータな顔に似合わない、酷薄に笑った顔だった。